SpecVのブレーキです
Nissan Carbon Ceramic Brake
NCCB(Nissan Carbon Ceramic Brake)の特長は、まず重量の軽さである。スチールブレーキと比べ、1輪あたり約−5kgという超軽量を実現した。
性能やブレーキフィーリングについては、残念ながらとても既存の形容詞で表すことはできない。
ただ、ニュルブルクリンクのテストでは最大ブレーキングGが2.05を記録したことをお知らせしておこう。
その数字の意味することは何かは、ご想像いただきたい。レーシングユースまでも想定したNCCB(Nissan Carbon Ceramic Brake)は過去の概念を超越したブレーキである。
そのため、メンテナンスには特殊な技術と作業が要求されるが、あえて採用したのはSpecV に対する私たちのこだわりの表れである。
NCCB(Nissan Carbon Ceramic Brake)のパフォーマンスをさらに引き出すために、SpecV はキャリパーの冷却をより積極的に行う目的で、フロントのアンダースポイラー内にカーボン製のエアダクトを設けた。
カーボンセラミックのローターとセラミック系のブレーキパッドとの組合せ自体は圧倒的な耐フェード性能を持っているため、あくまでキャリパーを冷却するためのものである。
NCCB(Nissan Carbon Ceramic Brake)を装着したSpecV は、ニュルブルクリンクでのテストを含め、熱によるフェード現象を一度も体験したことがない、と開発ドライバーは報告している。
撮影日 | : | 2009/02/08 PM 01:40:20 |
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